2018年韓国で放送され大ヒットとなった「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」。
このドラマのリメイク版がテレビ朝日で放送されることが発表されました。意外でしたねぇ!
欲望、嫉妬などギラギラドロドロのかなり攻めたドラマだったので、日本のドラマではどんなふうになるのでしょうか。気になります。
【この記事からわかること】
- スカイキャッスルのストーリー
- スカイキャッスルのキャスト
- キャストは?韓国版との違いは?気になりますねぇ。韓国版スカイキャッスルと日本版スカイキャッスルの相違点
韓国版との違いがわかると、よりドラマを楽しめると思います。
ギラドロ韓ドラ!セレブの壮絶マウントバトル「スカイキャッスル」何が面白い?
韓国での放送では、初回視聴率は1.7%でしたが、回を追うごとに視聴率は急上昇した「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」。
最終回はなんと23.8%とお化けドラマとなりました。
なにがそんなにおもしろいのかというと、セレブ達のなりふりかまわぬ大学受験成功への執着、人を欺き自分の利だけを追う身勝手さなど、人の”悪”の部分をこれでもかとみせてくれたところだと思います。
違う世界の人のことと一般人のわたしなど他人事で観ていましたが、レベルの違いはあっても同じような”悪”の部分は人間には皆あるんだよなと思いました。
セレブの方たちほど、その度合いは大きくなるんでしょうけど。
時に滑稽にも見えるセレブ達の見栄、虚構。お金に糸目をつけず、自分の富、欲望、権力のために人を蹴落としていく。各家庭、それぞれ秘密を持ちながら…
優雅など程遠い恐ろしい世界です。
マウントバトルに加え、サスペンス要素を加えたところもヒットの要因だったと思います。最近の韓ドラは、ロマコメにもサスペンス要素を入れてますよね。
ドラマに緊張感を与えるためなのでしょうか。
演出を務めたチョ・ヒョンタク監督の、最も大きな意図は
韓国上流層の富・名誉・権力への執着や、親たちの欲望を背負わせられる子どもたちへの圧迫教育など、そういった部分をあえてリアルに描き出すことで、行きすぎた学歴社会・格差社会に歯止めをかけるきっかけを作りたい
ということでした。
確かに子供たちは本当に痛々しかったですね。日本でも同じような状況はあるのかもしれませんが、韓国のほうがより家族、一族の希望を背負わされてきついだろうなと思います。
子供たちの葛藤、迷い、息苦しさにもフォーカスされていて、その点もとても評価されたと思います。
子供の高校受験のために、時には手段を選ばず、他の親を出し抜いて、受験合格のために奔走する親の姿はレベルはあるにせよ、親として共感するところはあるのではないでしょうか。
ギラドロ韓ドラ!セレブの壮絶マウントバトル「スカイキャッスル」ってどんなドラマ?キャストは?
7月からTV朝日毎週木曜夜9時から放送される「スカイキャッスル」はどんなドラマなのでしょうか。
富、名声、権力。華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす《高級住宅街「スカイキャッスル」》。ところが、このきらびやかな世界も一皮むけば…目も当てられないほど猛烈な見栄とプライド、そして愛憎が渦巻く《嵐の戦場》だった――。 ~木曜ドラマ「スカイキャッスル」HP
誰もがうらやむプロフィール、ビジュアル完璧セレブ主人公・浅見紗英(松下奈緒)。
才色兼備、品のある穏やかな二階堂杏子(比嘉愛未)。
情熱的な性格で紗英を慕うチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。
三人とも、夫は名門「帝都大学病院」医師。
夫の出世競争、子供の高校受験競争と、表面の優雅なセレブとは違う熾烈な競争が水面下で行われています。
そこに三人とは全く価値観の違う純粋で正義感あるセレブ南沢泉(木村文乃)が引っ越してきて
さらに、受験合格請負人である受験コーディネーター・九条彩香(小雪)出現により、至上命題の帝都大学付属合格に向けてセレブ達の熾烈なマウントバトルが始まるのです。
このキャストで一番しっくり来たのが小雪さんですね。冷徹、クールなイメージが役にぴったりだと思いました。
松下奈緒さんは今までのイメージとは真逆で、新たな一面が観れるのではと楽しみです。
ドラマが始まるとまた感想が変わってくるかと思うので、また追記したいと思います。
キャスト男性陣、子役陣は情報がなかったのでわかりましたら、追記していきます。
ギラドロ韓ドラ!セレブの壮絶マウントバトル「スカイキャッスル」韓国版・日本版の違いはここ!
韓国版と日本版、どちらも主だった設定は同じですが、違うところもいくつかあります。
日本版 | 高校受験 | 名門「帝都病院」医師 | 「スカイキャッスル」という高級住宅街 |
韓国版 | 大学受験 | 教授、医師 | 最難関大学の頭文字をとってS(ソウル)K(高麗)Y(延世) |
韓国版は、舞台となる高級住宅街「SKYキャッスル」名称に意味がきちんと入っているのです。
超難関大学へ行った者が人生の成功者、勝ち組とでもいわんばかりで、このブラックユーモアいいですね。
韓国版では大学受験でしたので、当然日本版のほうがママたちは少しお若くなります。
韓国版では、かなりセレブの人たちの傲慢なセリフ、行動が視聴率アップにつながったと思いますが、日本版はどこまで攻めることができるのか、そこが楽しみです。
また、子供の受験に対する親の過度の期待、過干渉など、日本版はどの程度まで描くのでしょうか。
ギラドロ韓ドラ!セレブの壮絶マウントバトル「スカイキャッスル」韓国の受験事情
大学受験と高校受験、どちらも熾烈な受験戦争を勝ち抜かなくてはいけません。
日本も塾に通うなど厳しい受験勉強をしていますが、韓国はより受験に対する意識が強いと思われます。
東京の小学生は50%強が塾に通っていますが、ソウルでは70%以上の小学生が通塾しています。
しかも週5日以上通っている子が半数以上いるというのです。夜10時まで。驚きです。
ドラマでも塾だけでなく、夜遅くまでクラスで補習が行われているシーンがありますね。
ふぃくしょん?と最初は思ったものですが、あれが普通なんですね(苦笑)
一日に2,3の塾を掛け持ちしたり、有名塾に入るための塾があったり…
収入の半分を教育費に充てる親もいるようです。
なんでここまでやるの??とはた目には思いますが
そこには韓国の学歴重視の価値観が存在するようです。
日本にもそういうところはありますが、韓国のほうがはるかに強いと思います。
まとめ
2024年7月からTV朝日木曜夜9時から放送の「スカイキャッスル」。
受験戦争、夫の出世競争とセレブ妻たちの熾烈なマウントバトルが描かれます。
どこまでズバッと切り込んでくれるか、そこ注目したいです。
豪華な女優陣が揃っています。おそらく男性陣も「おぉっ!」という方々でしょう。
この夏、ぜひ「夏ドラマはこれだよね」と話題になることを楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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